の突っ込み映画…『太陽を盗んだ男』


プルトニウムを盗み出し原爆を作った中学教師が、国家に対して次々と無謀な要求を突きつける。「ナイターを延長しろ!」「ローリング・ストーンズ日本公演をやれ!」「5億円をばらまけ!」。馬鹿馬鹿しい要求にまず「そりゃないだろ!」と一言。
極めつけは刑事役の菅原文太アニ。クライマックスで犯人役の沢田研二とビルの屋上で死闘を繰り広げるのだけど、ジュリーが銃で撃っても撃っても「うぉぉ」と這い上がってくる文太兄ぃ!ターミネーターも真っ青じゃけ!
文太アニと言えば「仁義なき戦い」の広能役が有名だけど、本作の文太アニが広能だったら、ジュリーに向かって「弾はまだ残っとるがよ」と言ったハズ!
とにかくここまでアナーキーな邦画は本作以外有り得ませんから!