の旅立つアナタへ…『北の国から'87 初恋』


もう春ですか。早いものです。この時期が来るたび、ちょっとセンチメンタルな気分になるのは何故でしょう。それは多分、中学の卒業式前日、行き着けの床屋に行ったら理容師のオバちゃんがいらん気を使って、思いっ切り剃りを入れてくれたことが要因として考えられます。翌日の卒業式は恥ずかしいやら、先生に怒られるやらで、とんだ卒業式でした。そんなおセンチトラガリのお薦めは、『北の国から 87初恋』。本シリーズを見るたび親の顔が無性に見たくなるのは私の昔からの習性なのですが、なかでもこの「87〜」を見るとその度合いは高まります。クライマックスの泥のついた一万円、思い出すだけで号泣です。トラガリも田舎からTOKIOへ旅立つ時、親父からお金を手渡された(泥はついてなかった)経験があって、それと重なってしまうんですな。今でも辛いことがあるとそのときの事を思い出します。間もなく親のもとから旅立つ方もあまたいらっしゃるでしょうが、いつまでも親を大事にね。