の日本人でよかった!映画…『シティ・オブ・ゴッド』


色々とありますね、その瞬間。例えばF1で日本製のマシンや日本人ドライバーが活躍している時、海外旅行から帰ってきてお茶漬けを食べる瞬間、贔屓の野球チームを球場で応援する時(MLBは静かですから)、古寺を見て回る時、などなど。様々な時どきでそういった気持ちになると言う事は、やはりこの国が好きなんでしょうね。ときに、映画で最近ソレを感じたのが『シティ・オブ・ゴッド』でした。本当はマユゲみたく文化的側面からセレクトしたかったのですが、ここは敢えて自身の心理的側面から。小学生が普通にギャングとして銃を持ち、抗争するギャングに属する同じ年齢ほどの子供を撃ったり、それはそれは日本に住んでいる我々からするとあまりの衝撃でした。これを見ながら「果たしてあの環境で生まれたなら・・・」という気持ちを強く感じた覚えがあります。彼らは生きる為の術としてソレをやっているのだけれど、この平和な日本社会で生きている者としてはその飄々とやってのけるサマに戦きました。