のサバイバル映画…『顔』


天災、人災、いろいろあるけど、人生そのものがサバイバルだと思う今日この頃。何が起こるか予測不可能、悲しいことも楽しいこともドンドン向こうからやってくる。でも生きて、生きて、より良い人生を掴もうとあがく人間っていとおしいなあ、なんて。『顔』を観ているとそんなことを思っちゃいマス。ひょんなことから妹を殺してしまった藤山直美演じる主人公が、逃げて逃げて逃げまくる。道中にも不幸なことや楽しいこと、たくさんあるけど、最後には、ほんのちょっとだけ幸せをつかむ。描かれているストーリー自体は、決して楽しいものじゃないし、主人公は人殺し。だけど、必死に地を這いながら生きているのを観ると、ワタシも頑張らなきゃ!ってちょっと元気が出ちゃうんだよね。