のビックリ学校映画…『クラス・オブ・1999〜処刑教室 2』


自分でも良いのか悪いのかわからないんだけど、某TV局で昼間にやってそうなB級映画を、いつまでたっても覚えてることが多い。この作品もそんな作品。舞台は1999年のアメリカ。近未来モノの定番として、高校は超バイオレンス。生徒はチームを作って、気にくわないヤツにカチこみ放題。なんでかっていうと“自由発砲地域”があって、サツに邪魔されずに戦争できるから。うーん、いかにもアメリカンな大味設定。けど、こんな現状に不満を持ってるのが校長(この役は「時計じかけのオレンジ」で主役だったマルコム・マクダウェルがやってる)。そこで、登場するのが3人のスーパー・ティーチャー。表情が硬いと思ったら、なんとアンドロイド…。しかも、1人はタランティーノも大好きなパム・グリアだし…。この教師たち、最初はまともに動いてるんだけど、配線でも狂ったのか、どんどん凶暴になってムカつく生徒を殺り放題。最終的には不良だけど校長の娘に惚れちまった主人公と大バトル。うーん、スゴい。生徒も教師も学園もスゴいけど、この映画を作ろうって思ったヤツが1番スゴイよ。