のこの家に住みたい…『梟の城』


最近、巨大建築物やちょっと大げさすぎるものが好きなんだよね。「首都圏外郭放水路」とか、一部で盛り上がってたときに写真で見たんだけど、すっげーって思った。今回の作品に出てくるのは、それとはちょっと違うんだけど、かなり大げさなのは間違いない。だいたいジャケ写からして大げさ。黒くてでっかい城に、忍者がふわり。そんでもってバックには超巨大な月。ゲームやアニメなんかではたまに見る感じだけど、こんな風景実際ほとんど無い。で、この城、大阪城がごてごてというか、絢爛豪華という感じで住みたいなぁと。中井貴一演じる主人公の忍者が、豊臣秀吉を暗殺するために潜入して探し回るんだけど、襖が死ぬほど多い。しかも、ほとんど金箔っぽい襖。豊臣秀吉の名古屋人としての気質を感じるね。そこを、黒ずくめで実用本位な格好した忍者が、疾走するっていうのはなんだか侘び寂を感じるよ。でも、貧乏性の自分は、住んでも結局2部屋くらいしか使わない気がするなぁ…(泣)