の日本人でよかった!映画…『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』


日本人で良かったーって思うことって、季節、伝統、食事や文化とかいろいろあると思う。でも、それ以外で良かったなって思った作品がコレ。“ジャパニメーション”って言葉は、もはや古さを感じるけど、アニメに関して日本はやっぱりスゴい! と思い直したから。そもそも原作となったコミックは、かれこれ15年くらい前の作品なのに全く古さを感じさせないし。別にアニメ化された『GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』は、劇場版という規模と、押井守という特異な監督によって素晴らしい作品になってると思う。でも、連続アニメとは思えないほどのクオリティと圧倒的な情報量、それに原作や映画では語られなかった部分まで描いてるところが良いんだよね。それと、“STAND ALONE COMPLEX”っていう、新たな概念というか現象みたいなものを定義しつつ、銃撃戦、電脳戦、地道な捜査、キャラ固有のストーリーを通して、ドラマとしても充分面白いところがやっぱりスゴい。第25話のタチコマには、ホント泣けたし…。なんで泣けたか気になる人はぜひ観てみて。