のジメっとした映画…『デス・フロント』


梅雨といえば湿度との戦いは避けて通れない道だよね。布団を干そうと思っても雨。洗濯物干そうと思っても雨。不快指数は上がりっぱなし。気分もヘコんじゃうよね、正直。そんなときには、ヘタにアゲてこうとか思っても無駄。とりあえず落ちるだけ落ちれば活路が開けるかも? ってワケで選んだのがこの作品。「戦場ホラー」っていう、よくわからないジャンルを築いてしまった作品なんだけど、舞台が死体だらけの塹壕で雨や霧ばっか。観てるだけでシャワーを浴びたくなってしまうほどの不快感でさ。おまけに生理的にイヤな描写もてんこ盛り。有刺鉄線が襲ってきて身体中に喰いこんだり、ねずみに足を食われるとか、書いててもドン底気分になるもん。主演は『リトル・ダンサー』主演のジェイミー・ベル。おいおい、作品のテイスト違いすぎんよ…。そして、アンディ・サーキス a.k.a ゴラムが出演。あまりのイヤさ加減に、観た後はジメジメなんてどうでもよくなってると思うよ。。