のアイドル映画…『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』


僕もアイドル大好き! アイドルって、何ちゅうか、ちゃんと夢を見せてくれる存在だよね。特に往年のアイドルだと、絶対に「恋人はいない」し。そうするとコッチとしても、ちゃんと妄想できるじゃん? だからこそ、例えば歌詞の中で「オマエにゾッ○ン」とか言われると、素直に「アタシ? アタシよね!?」って思えるワケですよ。で、その系譜に立ちつつ、近年のアイドルにみられる身近さと微妙なユルサをもつという、まさに分岐点にあったのが、おニャン子クラブだと思うワケ(僕に言わせれば、モー娘。とかはリバイバル的なモノなワケ)。ほいで、この「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」は、その辺が全部つまった1本。フィクションとノンフィクションを入れ混ぜて、うま〜いコト、夢の世界に連れてってくれるんだってば。ちなみに監督は、「金融腐蝕列島・呪縛」「突入せよ!『あさま山荘』事件 」原田眞人。この“差”も考えると、また一味よぶんにオモシロイよ。