マユゲ

の人生で1番好きな映画…『神々の深き欲望』

今年、僕にとって最大の映画的事件は、今村昌平監督の死去。もともと好きだったけれど、その死を知った時、本当に悲しかった。もう新作が観られないというのもあるけれど、それだけじゃない。なにか説明できない苦い気持ちになった。今まで、身近な人以外の…

の暑い時に熱い映画…『鉄男』

最近、僕の中で熱いと言えば、甲子園。いやー、いいよね。好きなものにがむしゃらになる姿。甲子園にだけは、八百長がないと信じたい! 真っ向勝負ってのは快楽だよ。マジで。でもそれってさ、映画にも言えることで、「映画が好きだ! 俺は映画で一人前にな…

の心が洗われる映画…『名もなきアフリカの地で』

今回、僕がリコメンドするのはアカデミー賞(最優秀外国語映画賞)を受賞をした「名もなきアフリカの地で」。2001年に本国ドイツで公開されるやいなや、ハリウッドの大作を押さえて大ヒットを飛ばしたヒューマン・ドラマだ。原作は1995年にドイツでベストセ…

の1人で観るのが怖〜い映画…『徳川女刑罰史』

オバケと人、どっちが恐い派? 僕はねー、ずっとオバケだと思ってた。昔、この映画を観るまでは。コチラ、「網走番外地」とかで知られる石井輝男が切り開いた“異常性愛路線”映画の中の1本。タイトル通り、江戸時代の拷問手管が女のヌードとともに描かれるっ…

の夏バカンス☆ラブ映画…『海をみる/サマードレス』

夏の恋…って言うと、アレだよね。アバンチュールっちゅうの? 火遊びっちゅうの? とにかく軽〜いイメージをもちがちだよね。だけどさ、やったコトある人はわかると思うけど、だいたいその後、切な〜いことになってんじゃん? アップリケとかもだいたいさ、…

のかわいくないけど、憎めないキャラ映画…『ポーラー・エクスプレス』

ロバート・ゼメキス監督が、“パフォーマンス・キャプチャー”を用いて、あくまでもアニメーションで実写のような映画を作ることにこだわった作品が、本作「ポーラー・エクスプレス」。トム・ハンクスが1人5役に挑んだ意欲作としても知られているが、主人公の…

の大好きコミック映画…『忍者ハットリくん』

藤子不二雄A原作の人気コミック「忍者ハットリくん」が、SMAPの香取慎吾主演で実写映画化された。タイトルロールで飛び交う手裏剣の映像からして気合いが入っており、どうもお子様だけが楽しむ映画ではない様子。TVアニメ版を楽しんでいた世代は、すでに社会…

の海に行きたくなる映画…『オープンウォーター』

マユゲ的に、海に行きたくなる映画といえば、ズバリ「オープンウォーター」。“逆に行きたくなくなるじゃん!”っていうツッコミが容赦なく飛んでくるような気もしなくもないけど、逆に怖い思いをしに行きたくなる映画ってことで、今回はこの作品をリコメンド…

のザ・青春映画…『卒業白書』

トム・クルーズ主演の「卒業白書」は、“青春白書”と言いかえてもいいほど、少年と青年の狭間にいる主人公の煩悩に溢れた映画である。まだアイドル的な売出し方をしていたトムも、この作品の中ではかなりはじけまくり。特に下着に靴下という姿でダンスを踊る…

のマイベスト! ジョニー・デップ映画…『ドンファン』

ジョニー・デップの作品で、マユゲが一番好きなのは「ドンファン」。プロデューサーにフランシス・フォード・コッポラが名を連ね、マーロン・ブランドやフェイ・ダナウェイと共演したジョニデ。彼が演じる役は、“こんな愛の伝道士に出会ったら、もうメロメロ…

の美乳を堪能できる映画…『バニラ・スカイ』

美乳と聞いてマユゲが思い浮かべる映画と言えば「バニラ・スカイ」。恋人同士だったトム・クルーズとペネロペ・クルスは、本作でまんま恋人同士の役で共演している。そしてマユゲは2人のベッド・シーンで、ペネロペの形の良い胸に、目が釘付けになってしまっ…

のスカッと爽やか映画…『レジェンド・オブ・ゾロ』

梅雨のジメジメした気分を払拭するには、アクション映画がおススメ。しかも“正義が勝つ”系だと、観終わった後の気分も爽快だ。ということでマユゲがリコメンドしたいのは、「レジェンド・オブ・ゾロ」。“ゾロ”と言えば、過去に69回も映画化された、アメコミ…

のドイツ映画…『トンネル』

ベルリンの壁が'89年11月に崩壊してから、16年。東西ドイツの統一がなかったら、今年のW杯がドイツで行なわれることは、なかったかもしれない。この壁の崩壊により、分断された国が1つになった。また、アメリカとソ連を筆頭にした国々の、冷戦終結をもたらし…

の歴史的人物映画…『ノストラダムス』

まさに数年前、過剰なほどブームになったものの、その後全く耳にすることがなくなった歴史的人物――ノストラダムス。一時期はかなりオカルトよりに描かれていた彼を、1人の人間として描いた作品が、この「ノストラダムス」である。医学に強く、その時代信じら…

のカンヌ映画祭過去受賞映画…『ピアニスト』

カンヌ国際映画祭で、主演男優賞、主演女優賞、そしてグランプリの3冠に輝いた衝撃作「ピアニスト」。原作者エルフリーデ・イェリネクの自伝的小説を映画化するにあたり、監督は異常な性癖を持つエリカ役に、イザベル・ユペールを熱望。見事それを実現して作…

の良質リメイク映画…『ホワイト・ライズ』

“イタリアの宝石”ことモニカ・ベルッチと、その夫ヴァンサン・カッセルの初共演作「アパートメント」。こちらをリメイクした作品が、「ホワイト・ライズ」だ。順風満帆な人生を送る一人の男。彼はある日、別れた彼女の存在を身近に感じる(オリジナル版は声…

のGWに制覇したい映画…『ロード・オブ・ザ・リング』

今年のGWは、5/1と2を休めば、なんと9連休! これだけたっぷり時間があるなら、ぜひともアカデミー賞で最多11部門を受賞した、あの超大作3部を一気観したいところ。しかも、監督をはじめ、スタッフ&キャストの思い入れがたっぷりの“スペシャル・エクステン…

の小さな幸せ見つけた! 映画…『赤ちゃんに乾杯!』

新生活の中で見つけた「小さな幸せ映画」というお題目に、マユゲがピンときた映画は、「赤ちゃんに乾杯!」だ。独身貴族を気取る男性3人。彼らが突然赤ん坊と暮らすことになったから、さぁ大変! 赤ちゃんと暮らす“新生活”は、3人に驚きとハプニングの日々を…

の桜を満喫できる映画…『はつ恋』

桜は、出会いと別れの季節に咲く花。ゆえに、桜に美しさを感じると同時に、寂しさも感じるマユゲです。 そんなマユゲが感じる桜に対する気持ちを、見事映像化している作品がある。それは、田中麗奈主演の「はつ恋」。この映画には、いくつかのシーンで桜が登…

のエンジョイ・ライフ映画…『四月物語』

通勤電車がいつもより混んでいて、真新しい制服姿の学生や、パリッとしたスーツを着ているフレッシュマンを見ると、春を感じますなぁ。新しい生活に胸を躍らせる新入生や新入社員。そんな彼らと同じように、新生活を始める主人公を描いた映画といえば、「四…

のこんな嘘をつかれたい! 映画…『ミセス・ダウト』

「オイラ、結婚します!」とエイプリル・フールのたびに嘘をついていたせいか、いまだ一人身のマユゲです。まぁそんなわけで今年はこれ系の嘘はやめようと思いつつ、今週のリコメンドは“こんな嘘をつかれたい! 映画”でしたな。 性別や年齢を偽り、「新しい…

の心に残る野球映画…『陽だまりのグラウンド』

祝・WBC優勝! ということで、今週は心に残る野球映画をご紹介。野球映画と言えば…、号泣必死の「陽だまりのグラウンド」でしょう。これは、キアヌ・リーブス扮する、いわゆる“ダメな大人”が、しぶしぶ引き受けたある少年野球チームのコーチをしていく中で、…

の○○からの卒業映画…『スーパーサイズ・ミー』

「ポテト食べたいーっ、あの塩味が恋しい!」と思うこと、あるよね。マユゲも突如そんなに思いにとらわれ、ポテトをはじめとしたジャンク・フードをモリモリ食べることがあった。ドーナツを毎日朝食代わりにしていたこともあったけ。腹周りに脂肪がたっぷり…

のなかなか面白い! ラジー賞映画…『カクテル』

この映画を観て、バーテンに憧れた男子学生も多いのではないか!? 女性が社会的地位を持ってバリバリ活躍する姿なんかも、時代を先取りしている感じがする。しかもザ・ビーチ・ボーイズの「ココモ」は一度聴いたら耳から離れない、楽しい曲だと思う。でもラズ…

のこれは押さえたい! アカデミー賞映画…『戦場にかける橋』

運動会でお馴染みの「クワイ河マーチ」がこの映画から誕生したと知った時、ものすごい衝撃を受けた。「♪サル、ゴリラ、チンパンジ〜」という替え歌を口ずさんでいた小学生のマユゲ。その無知ぶりに今さらながら赤面した。そんな驚きを持ちながら映画を観た直…

のトリノに行かなくても、イタリア気分を味わえる映画…『トスカーナの休日』

冬のイタリア・トリノはオリンピックの熱気に包まれ、それはそれで魅力的だけど、マユゲが思うイタリアといえば、溢れる陽光に包まれたバカンスのイメージ。都会の喧騒を抜け出し、ふらりイタリアはトスカーナに向かえば、疲れた心も癒される…ってなわけで「…

のトリノ五輪に負けない! ウィンタースポーツ映画…『アイス・プリンセス』

フィギュア日本勢はミキティを筆頭に美少女がそろい、しかもうっとりするようなコスチュームで華麗な技を繰り出すため、冬季五輪の競技の中でもかなり注目を集めている。そんなフィギュアを舞台にしたコメディ映画があるのを、みんな知ってた? 日本では劇場…

のバレンタインだからこそ観たい映画…『タッチ・オブ・スパイス』

この映画は主人公の少年と祖父の関係が、物語の大きな流れになっている。だがサイド・ストーリーの少年と幼馴染みの少女のエピソードも見逃せない。国と国の戦いのために、離れ離れになった少年と少女。少年は少女が約束を破り、手紙をくれなくても、彼女の…

のスゴイ! 音楽映画…『ディナー・ラッシュ』

監督自身が数々のミュージックビデオやCMを手掛けてきただけあり、映像と音楽が見事にシンクロしている作品がある。それはボブ・ジラルディがメガホンをとった、ニューヨークのイタリアン・レストランを舞台にしたサスペンス・ドラマ「ディナー・ラッシュ」…

の雪の日に観たい映画…『やかまし村の春・夏・秋・冬』

これからの公開映画だと、断然「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」。クローゼットの奥には雪の世界が広がっているなんてすごーくロマンティックじゃないですか! 雪に閉ざされた世界が舞台ってのも、降り積もる雪をそばで感じながら観るにはピッタリ。…