のドイツ映画…『Uボート』


ドイツ映画といえば「Uボート」。これが、まず頭に浮かぶわね。この映画は、第2次大戦下に基地を出航したドイツの潜水艦U-96の過酷な戦いを描いた戦争ドラマで、潜水艦という閉ざされた空間を駆け巡る自在なカメラワークと緊張感溢れるストーリー展開が見所となっているわ。「またか!」っていうくらいトラブルが続出するから、観ているさいちゅうはハラハラドキドキしっぱなし。そのドキドキの展開のあとに訪れるラスト・シーンでは、“戦争”っていうものを改めて考えさせられてしまったわ。監督はウォルフガング・ペーターゼンという人なんだけど、'00年にはジョージ・クルーニー主演の「パーフェクト ストーム」、最近では「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク「ポセイドン」の監督を務め、相変わらず閉鎖された空間での海の男たちを描いているわよ。新作「ポセイドン」で、ひとまず“海シリーズ”は完結するらしいわ。日本では、今週末(6月3日)から公開されるので、こちらもぜひぜひチェックしてみてね!