のマイベスト! ジョニー・デップ映画…『ブロウ』


いやぁ、ジョニー・デップって本当に大人気だよね。個人的には若い頃より、ヒゲ生やした今の感じの方がカッコイイと思うなぁ。なんか、男らしい感じだしね。今回紹介する作品は、若いジョニーから熟年のジョニーまで見られる作品。というのも、'70年代のアメリカ裏社会に君臨した伝説の麻薬王ジョージ・ユングの波乱に満ちた半生を映画化した作品だから。物語は貧乏な生活から抜け出したいと思っていた少年が成長し、やがてはコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの信頼厚いアメリカ人ディーラーとなっていくまでを、転がるように描いていく。麻薬を詰めたトランクケースを、グッチの白のスーツ着こんで運ぶ姿や、稼いだ金が多すぎて数え切れず、なんと秤で計算(!)するなど、ある意味衝撃的なシーンが満載。でもね、栄華を誇った彼の人生も長くは続かない。ラストのシーンを見ると、人生で大切なものはなにかってことに気づくはずだよ。