のなかなか面白い! ラジー賞映画…『ハドソン・ホーク』


この作品、第12回のラジー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞の三冠受賞を果たした迷作。主演はブルース・ウィリスなんだけど、この映画を考えたのも彼なんだよね。うーん、「ダイ・ハード」でちょっと疲れちゃったのかな?(笑)ストーリーは、刑務所にずっと入っていた泥棒が、出所してきた途端に脅されて盗みを働くが、その背後には世界を揺るがす陰謀が潜んでいた…って感じに簡単に書けてしまうもの。けどね、中身は結構おもしろい。ただ、アクションとして観たらつまんないよ。これはコメディ映画として観るべき作品なんだ。主人公のハドソン・ホークカプチーノが大好きなんだけど、飲もうとするたびに邪魔が入って飲めないとか、盗みをやるときには歌で時間を計るとかね。その他にも、随所に「そんなにクローズアップせんでも…」って思うギャグ場面がわんさか出てくる。なにより主人公がしつこいくらいに気絶するし(笑)ああ、そうそうスタローンの弟、フランク・スタローンも出演してるよ。え? なんの役かって? 観ればわかるよ、超そっくりだから(笑)