のトリノに行かなくても、イタリア気分を味わえる映画…『黄金の七人』


イタリアと言えば、太陽が輝く暖かい所ばっかりの国だと思ってたんだけど、冬季五輪ができるほど寒い場所もあるんだなぁ、とあんまり関係ないことで感心したヤマモ山です、コンニチハ。やっぱイタリアと言ったらオシャレと美食と色気のある国ってイメージなんだけど、今回紹介する作品はその内のオシャレと色気が満載の作品。スイス銀行の大金庫に眠る7トンの金塊を、7人の泥棒が盗み出すことに成功。しかし、彼らの間で騙し騙され、ドタバタの末に金の行方は…? ってのが大筋のストーリー。で、この泥棒たちのリーダー、アルベール(通称:教授)がハイテクっぽい機材を使うんだけど、この作品が作られたのは1965年だから、かなりチープ。けど、それがまたポップでいい。“教授”の情婦、ジョルジアのセクシーさがこれまたいい。そんでもって、アルマンド・トロヴァヨーリが担当した音楽がまた最高。これを観た後はつい「ボンジョルノー!」とか言ってしまう感じだね。ちなみにこの作品、「ルパン三世」の元ネタになってるんだよ。それだけでも観る価値あるんじゃないかな。