の○○からの卒業映画…『コンタクト』


どこまでも無限に広がる宇宙。言葉にすると陳腐だけど、宇宙のいろんなことを勉強すると本当に無限に広がっていってるんだなぁと感心したり。でも、宇宙の広がりを想像できるまでになった人類に、攻めてくることはおろか、語りかけてくれる生命体さえいない。人類はそれほど貴重な存在と言えるかもしれないけれど、ひとりぼっちなのも確かだよね。でも、この作品の主人公・エリーはそう考えなかった。「宇宙の彼方に、きっと誰かがいる」って考えつづけて、電波天文学者になった彼女は、ある日ついに知的生命体からのメッセージを見つける。それは、時空間移動装置の設計図だった。そして彼女はいろんな障害を乗り越えて、知的生命体との“接触(コンタクト)”に旅立つ…。彼女がその後、どういう体験をしたかは本編を観てもらうとして、こんなことが本当に起こったら、人類は「巨大な孤独」から卒業できると思うんだよね。