の心に残る野球映画…『キャプテン TV版』


これが掲載されるころには、日本代表が優勝したか、準優勝だったかがわかってると思う。でも、とりあえず準決勝の韓国戦は凄かった! 息を呑む投手戦の末の猛攻。代打というプレッシャーがかかる役目でホームランを打った福留選手には鳥肌が立ったよ! いやぁ、野球って何があるかわかんないよね、ホント。でも、こういう結果になったのも選手たちが日々努力してる結果だと思うんだ。今回紹介する作品も地道な努力で、これでもかってくらい困難を乗り越える。映画じゃなくてアニメだけど、名作だから許してね。ストーリーは、名門野球部がある中学から転校してきた主人公が、名選手と勘違いされるところから始まる。彼は陰で猛特訓に継ぐ猛特訓を重ね、なんとキャプテンに任命される。そして、自分が二軍に甘んじていた名門中学との決勝で戦うことになる…。もうねぇ、試合に全力投球しすぎて、爪が剥がれたり、指が折れたり、倒れたりボロボロなんだよ、このチーム。ときには、やる気をなくしてダメになりそうになったりとかね。でも、とにかくがむしゃらな姿に胸が熱くなるのはどうしてだろう…。アツくて泥臭くてスポコンの象徴みたいな作品を敬遠してきた世代なのに、どうして涙が出てくるんだろう…。きっと、普段はなかなか出せない自分の中の熱いモノが、彼らの姿に反応するんだろうね。あ、それとこの作品、キャプテンが世代交代して2回も入れ替わるんだ。それぞれのキャプテンの姿にも注目だね。心が折れそうなときに観ると、抜群の効果なんでぜひ!