の歴史的人物映画…『パッション』


いやぁー、大ヒットしてるね「ダ・ヴィンチ・コード」。もちろんフィクションだけど、あの歴史上の人物を引き合いに出して、現実性を高めるようにみせてるのは上手いと思う。その「ダ・ヴィンチ・コード」の中で、重要なファクターの1つがイエス・キリスト。おそらく世界中でもっとも知られた人物(神か?)の1人だと思うんだけど、キリスト教圏以外に住む人たちは、その生涯とか、行ないをあんまり知らないと思うんだよね。「ダ・ヴィンチ〜」を観てキリストに興味を持った人は、今回紹介する作品で知ることができると思うよ。イエス・キリストの処刑までの12時間をリアルに描いたこの作品では、拷問シーンがリアル過ぎて、米国公開時には女性観客が心臓発作で死亡したっていう逸話付き。監督は俳優メル・ギブソンで、30億円の私財を投じてこの作品を製作。彼は筋金入りの超伝統的カトリック教徒らしいからね。日本だとあんまり考えられないけど、信仰の力って、良い意味でも悪い意味でもスゴいなぁって思ったよ。