のザ・青春映画…『藍色夏恋』


あまりアジア映画に興味がないアップリケ。この映画も友だちがどうしても観たいというから、観た映画なんだけど…。意に反して、すっごくよかったの!!
女子2人、男子1人の三角関係のラブストーリーなんだけど、ラブレターやら、体育館やらベタベタなシチュエーションが、これぞまさしく“ザ・青春”って感じだったな。自分の青春時代を思い出し、「ああ〜、わかる。わかる」って思いながら、終始ドキドキしちゃった。なんかすべてがキラキラしてて、今のアップリケにはちょっと眩しかったけどね。その中でも後光がさすほど眩しかったのが、チェン・ボーリン! もうかっこいい〜っていうか、かわいい〜☆彼は将来有望ね! 最近は、日本の映画にもちょこちょこ出ているので、注目してみてね!

のザ・青春映画…『卒業白書』


トム・クルーズ主演の「卒業白書」は、“青春白書”と言いかえてもいいほど、少年と青年の狭間にいる主人公の煩悩に溢れた映画である。まだアイドル的な売出し方をしていたトムも、この作品の中ではかなりはじけまくり。特に下着に靴下という姿でダンスを踊るトムに注目だ。ハリウッドの頂点に立つトムが、こんな姿であんなことをしていたなんてと、かなり驚けるし、笑ってしまう。本人もこのシーンを観ることがあったら、「はっはっ、あの頃は若かったからね」と苦笑しそうである。まっ、青春なんて、今振り返ればとても気恥ずかしいことだったり、若気の至りそのものであったりするわけで。そんな気持ちを観る者に感じさせる映画は、みんな青春映画だとマユゲは思っていたりします。そのような青春映画の代表として、「卒業白書」、挑戦してみてくだされ。

のザ・青春映画…『キッズ・リターン』


現実や人生を、容赦なく見せられてしまう青春映画と言ったらこの作品。主人公のオチこぼれ2人は、ともにボクシングを始めるが、素質があったのは片方だけ。もう1人は別のなにかを求めてヤクザの道へ。2人とも大成しようとする直前で、出る杭のごとく打たれる。この2人が馬鹿にしていたマジメな同級生は、憧れの女性と結婚して仕事も決まるが、働きすぎて事故を起こす。ある程度まともな結果になったのは、漫才の練習ばっかりやってた同級生と、主人公につられてジムに入会した半端な不良だけだった。結局、世の中どこにいっても大変なことや、辛いことや、しんどいことばっかりだ。でも、生きていかなきゃならないし、生きていればそれなりに楽しいことだってある。主人公たちが乗っている自転車は、彼らの行く末を描くようだ。ゆるゆる、ふらふらしているけど、とりあえずは前に進む。きっと壊れるまで進むんだろう。ラストの有名なセリフ「まだ始まっちゃいねえよ」を聞くとそんな感じがして胸がジンっとする。今でも、朝、自転車に乗りながらメインテーマ「KIDS RETURN」を聞く。いろんなことがあるけど、とりあえず進もうぜ! って気になるから…。

のザ・青春映画…『スウィングガールズ』


青春! いい言葉よね、ビキニ大好き♪でもビキニの青春時代は「青い春」に近い感じだったわ。って別に不良じゃないわよ。ただ、いわゆるなにかに打ち込んでたり、淡い恋をしていたりなんて記憶はないのよねぇ(泣)残念でしょうがないわ。そんなベタな青春を送れなかった人にはぜひともこの作品をオススメするわ。優等生でもなんでもない普通のガールズたち&ボーイズが音楽に夢中になっていく様子を面白おかしく描いているから! 矢口監督ならではのユルサとテンポで気づいたら夢中になって画面をみちゃうこと間違いなし! 観終わった後はつい東北の素朴なしゃべり方を真似したくなっちゃうわよ!