バレンタインだからこそ観たい映画

2月14日は女の子が1年に1度の恋の大勝負に出る日。リコメンド一家のみんなもチョコがもらえるか心配したり、誰にあげようかドキドキしている様子(!?)。ということで、今週はリコメンド一家の「バレンタインだからこそ観たい映画」をリコメンド!

今週のお題「バレンタインだからこそ観たい映画」

のバレンタインだからこそ観たい映画…『ウォーク・トゥ・リメンバー』


バレンタインといえばカップルにとっては1年に1度の大切な日。観終わったあとに、お互いを大事にする気持ちが120%は増す(ハズ)のこの作品は、ぜひとも観て欲しい1本よ。この映画は「メッセージ・イン・ア・ボトル」のニコラス・スパークスの原作を、「ウェディング・プランナー」のアダム・シャンクマンが監督を努めて'02年に映画化された作品。内容的には、両親の離婚ですさんだ日常を送っている高校生・ランドンが、同じ学校に通っている自分とは正反対の優等生の女の子・ジェイミーとの出会いをきっかけに、徐々に明日への希望を取り戻していくというラブ・ロマンスよ。
終盤に至るまでに、ジェイミーが抱える衝撃の事実が徐々に明らかになっていくんだけど、ランドンがジェイミーに恋していく過程を加味しながら感情移入すると、もうね、かなりの高確率で号泣よ(笑) 私は、知り合いにもらった招待券で何気なく観に行ったんだけど、招待券で観ているのが申し訳なくなるくらい感動して、久しぶりに映画館で大号泣してしまったわ。個人的にはセカチュー(「世界の中心で愛をさけぶ」)より感動したし、特に倦怠期のカップルの人たちなんかにはオススメなんで(つき合い始めた当初の気持ちを思い起こせるはず!)、ゼヒゼヒ観てみてちょうだい。

のバレンタインだからこそ観たい映画…『タッチ・オブ・スパイス』


この映画は主人公の少年と祖父の関係が、物語の大きな流れになっている。だがサイド・ストーリーの少年と幼馴染みの少女のエピソードも見逃せない。国と国の戦いのために、離れ離れになった少年と少女。少年は少女が約束を破り、手紙をくれなくても、彼女のことを想いながら大人になっていく。やがて2人は再会するが、彼女は美しい娘の母親となり、彼だけが独身を貫いていた。止まっていた時を取り戻すかのように、彼は祖父に教わった恋に効くスパイス“シナモン”を使って、彼女に愛を伝えようとするが…。
はたして彼の想いが彼女に伝わったかはDVDで確認いただくとして、注目は“シナモン”。このスパイスは“人を近づける”不思議な作用があり、“特別な日”に使うといいらしい。
ハレンタイン。自分の想いを相手に伝え、心を寄せ合いたいと思うスペシャルな日。こんな日にはシナモンが効いた贈り物が効をなすかもしれない。
自分の気持ちを伝えたいのに、その勇気がない君。シナモンの力を借りてみよう。ほんのわずかなスパイスが、あなたの心に勇気を与え、相手の心に優しい気持ちを引き起こしてくれるかもしれない。もし上手くいったら、ぜひこの映画のDVDを2人で見てくだされ…!

のバレンタインだからこそ観たい映画…『花とアリス』


はい、今年も“本命チョコ”とはまったく縁がなさそうなヤマモ山です。もうねー、欲しがれば欲しがるほど遠のいていく感じだね。こういうのを何年も繰り返していくと、恋愛とか、そういうことがメンドウになって来る感じがあってさ。これじゃ、イカン! って思ってるんだけど。そんなときにオススメなのが今回の作品。監督は青春を撮らせたらピカイチな感じの岩井俊二。主演は鈴木杏蒼井優の2人。でね、設定なんだけど、鈴木杏の好きな男の子が“記憶喪失”になっちゃってさ。おまけにその男の子は蒼井優のことを好きになっちゃうワケ。で、2人の恋愛と友情、成長を描くって感じなんだけど、もう、なんだかいかにも少女マンガ的でさ。でも、岩井俊二の手にかかると、透明感溢れる映像で描かれて、なんだか気持ちいいから不思議なんだよ。ノスタルジックな雰囲気に包まれながら観てると、忘れていた純粋な気持ちを思い出してくると思うんで、休日の午後にでもゆっくり観ることをオススメするよ。

のバレンタインだからこそ観たい映画…『最後の恋のはじめ方』


バレンタインまで後1週間。バレンタインにチョコをもらえそうにない男子必見よ! ウィル・スミス扮するヒッチがデート・コンサルタントとして、世のモテナイ男性に女性の口説き方を丁寧に教えてくれるわ。「男はいつでも、どこでも、アプローチ次第で、どんな女でも落とせる。」と豪語するヒッチ。そんなヒッチも自分の恋愛には苦労するんだけどね。さあ、まずはこの映画を観て、口説き方の勉強を始めるのよ!
あ、でもこの映画はそんな口説きテクニックだけじゃないのよ。女の子が観ても最後には、心温まっちゃう映画だからからバレンタインにラブラブな夜を過ごす予定のカップルにもオススメ!