の1人で観るのが怖〜い映画…『クジョー』


愛らしく懐っこい、おまけに利口なセントバーナードが豹変したら? スティーヴン・キングの同名原作を映画化した作品なんだけど、セントバーナード「クジョー」が恐ろしい猛犬と化しちゃう悲しくも恐ろしいお話なの。犬が人をかみ殺すシーンなんてリアルで見ていて鳥肌が立っちゃったわ。まるで人間の血に飢えてる狼みたいなんだもの。時間が経つにつれて変わり行くクジョーの風貌にも恐怖感を煽られるわ。そんな時、たまたまクジョーを飼う車の修理屋に来てしまった母子。この母子の運の悪さは筋金入りなの! なんたって修理屋に到着すると同時に車のエンジンがかからなくなってしまうのよ。ちょっとでも外に出ようとするとクジョーが間髪いれずに襲い掛かってくるし、暑さで子供が憔悴しきってしまうしで絶体絶命のピンチに追い込まれてしまうの。やっぱりお母さんのした浮気が諸悪の根源なのかしらね? 悪いことはできないものね。シンプルなストーリーだけど、シンプルだからこそ迫ってくる恐怖感は強烈よ。ラストまで目が離せない展開になっているし、恐怖の不意打ちを何度も食らっちゃうわよ。犬を飼っている人が一人で見たらきっと大変ね。

1人で観るのが怖〜い映画

梅雨が明けたとたん、暑い日が毎日続いているよね。こういう時は、やっぱり冷房がガンガンきいた部屋で、みんなで怖い映画を鑑賞するなんてどう? ということで、今週はリコメンド一家の「1人で観るのが怖〜い映画」をリコメンド!
今週のお題「1人で観るのが怖〜い映画」

の夏バカンス☆ラブ映画…『スイミング・プール』


夏はバカンス★そしてラブ♪味わいたいわよねぇ〜。でもそうそう味わえるもんでもないわよね。そんなアナタにはこの作品をオススメ! バカンス&ラブに加えてミステリーも味わえちゃう! 1粒で3度もおいしいわよ。え? ミステリーなんていらないって? 何言ってるの! 刺激は多ければ多いほど良いじゃない! そんなんじゃラブすら味わえないわよ! といっても甘いラブは劇中にはでてこないんだけどね。ただリュディヴィーヌ・サニエが奔放な女の子を演じていて、バカンスをめっちゃ楽しんでいる姿は楽しめるわよ。楽しいだけのバカンス映画を見飽きた方はぜひとも試して欲しいわ。

の夏バカンス☆ラブ映画…『海をみる/サマードレス』


夏の恋…って言うと、アレだよね。アバンチュールっちゅうの? 火遊びっちゅうの? とにかく軽〜いイメージをもちがちだよね。だけどさ、やったコトある人はわかると思うけど、だいたいその後、切な〜いことになってんじゃん? アップリケとかもだいたいさ、後で僕に向かってグチるワケ。ヤレヤレだよ、人間のやることは。僕たちはサカリごとに真剣勝負なんだからさ。マジ見習ってほしいし。ちゅうことで今回は、浮かれすぎなアンタたちでさえ反省したくなる2本を教えてあげるね。「海をみる/サマードレス」はフランスの変態にして天才、フランソワ・オゾンの初期短編。順番としては、「海をみる」から観るのがオススメ。コレで、女の、そして上っ面の夜の恐さを、吐きそうになりつつ味わってみればいいよ。で、お口直しに「サマードレス」。ま、お口直しにならない人もいると思うけどね。ニヤリ(一夏の恋なんかできない犬のヒガミとか言わないように)。

の夏バカンス☆ラブ映画…『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離〈ディスタンス〉』


この映画の邦題“恋人までの距離”ってスゴイいよねー。ま、確かにそうなんだけど…。内容は、パリへ向う列車の中で出会った米男と仏女が、ウィーンで一晩だけ一緒に過ごすというラブストーリー。長回しで、ほぼ2人の会話だけで物語は進んでいくんだけど、それがもうドキドキしちゃうのよ〜。淡々とすすむ展開に「どうなるの? この2人!?」って、アップリケったらどんどん引き込まれちゃったわ。恋愛って付き合う前までの両想いなのかな?って探り合う期間が楽しいもんね。それも旅行中に偶然出会った人となんて、オシャレじゃない!? ま、マジックかかってるし、ぶっちゃけワンナイト・ラブですけど…何か? ロマンティックならいいのよ!
で、「この映画の終了後の2人はどうなったの?」って、当時、きっとみんな想像したはず。それを受けて、ようやく9年後に続編「ビフォア・サンセット」が作られたんだけど、アップリケが前作で感じたドキドキ感は超えられなかったなー。キャストも撮影手法も前作と同じなんだけどね。続編撮影中に、ユマ・サーマンと離婚したイーサン・ホークジュリー・デルピーと一時付き合ってたという噂も流れてたわね。そんな背景も楽しみつつ、一夏の恋をロマンティックに仮想体験したい人にはオススメよ!

夏バカンス☆ラブ映画

長かった梅雨が明けて、やっと夏到来! 夏といえば、やっぱり…LOVE? でも、ついつい開放的になる夏の恋で、“おイタ”をしちゃった経験はない? ま、いい思い出になれば、OKかな? ということで、今週はリコメンド一家の「夏バカンス☆ラブ映画」をリコメンド!
今週のお題「夏バカンス☆ラブ映画」

のかわいくないけど、憎めないキャラ映画…『ティム・バートンのコープスブライド』


憎めないキャラといえばコープスブライド! 最初はビクターにつきまとって迷惑かけまくりで、早くビクターを現世に返してあげて! って思うんだけど、途中からだんだんとコープスブライドがかわいそうになってきちゃうのよね。ビクターにはビクトリアと幸せになって欲しいけど、コープスブライドも幸せになって欲しい! って素直に思えたわ。映画自体も「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」から12年! ティム・バートン渾身作のストップモーション・アニメで、これまたすごいのよ! 12時間作業を続けてできあがるシーンはたったの1秒か2秒。動きの隅々まで見ないと損するわよ!“死体の花嫁”ことコープスブライドがなぜだかかわいく見えちゃう映画だからまだの人は観てみてね♪