の心が洗われる映画…『リトル・ダンサー』
この映画に出ている男の子がもうめちゃくちゃかわいいのよねぇ(*´д`*)でもそれだけで心洗われているわけじゃないわよ。炭鉱の町に住む少年ビリー。ダンスに興味を持ち家族には内緒でダンスレッスンを始めてしまうんだけど…。ビリーがランニングに短パンで一生懸命ダンスの練習している姿にキュンとなってしまうのよね。変態じゃないわよ? 父親に怒られ反対されてもダンスが好きで孤独に練習している姿に感動しちゃうのよ。最終的には幸せそうに踊るビリーの姿を観て本当に良かったわ〜って近所のオバちゃんのように思ってまた感動! ストが行なわれているイギリスの炭鉱の町で母親の死からなかなか立ち直れない家族から始まり、ロンドンの舞台で踊るビリーを見る家族で終わる映画。その過程にも感動させられる場面がちりばめられているので、気持ちのいい涙を流したい人はぜひ!
の心が洗われる映画…『名もなきアフリカの地で』
今回、僕がリコメンドするのはアカデミー賞(最優秀外国語映画賞)を受賞をした「名もなきアフリカの地で」。2001年に本国ドイツで公開されるやいなや、ハリウッドの大作を押さえて大ヒットを飛ばしたヒューマン・ドラマだ。原作は1995年にドイツでベストセラーになったシュテファニー・ツヴァイクの自伝的小説で、ロケもケニアで行なわれたんだ。ナチスの迫害から逃れてアフリカに渡ったユダヤ人家族の話なんだけど…。アフリカにいち早く馴染んだ一家の娘レギーナとともに家族自体も成長していくんだ。料理人オウアとレギーナの友情も感動を誘うしね。家族の愛と絆が思いっきり感じられて、ケニアの雄大な自然も堪能できる作品だから、見終わった後は心が清らかになるよ。
の心が洗われる映画…『あなたが寝てる間に…』
ラブコメ好きのアップリケ。今回紹介する映画は、恋愛あり、茶目っ気あり、そして家族愛ありの暖かくなる作品よ。ストーリーは、家族がおらず孤独な生活を送っていた主人公・ルーシーが、密かに思いをよせている男性を偶然助けて、病院に付き添ったら、男性の家族がルーシーを婚約者だと誤解してしまい、彼女も嘘をついて婚約者のフリをして…って話。いかにもアメリカらしい王道のラブコメだけど、こんなに号泣して、心がキレイになったラブコメはないわ! この映画の公開当時、一人暮らしを始めたばかりだったアップリケは、サンドラ・ブロック扮するルーシーの孤独さが身にしみちゃって、感情移入しまくったわ。でもって、サンドラが可愛いのなんのって! ちょっと自分の目で確かめて頂戴! この映画を観終わって、鏡を見たアップリケは自分の顔がサンドラと比べてなんて可愛くないのって、愕然としたのを覚えてるわ。とにかく、人生って予期せぬところに幸せがあって不思議だなーと思えて、心がピュアになった作品だったわ。
の1人で観るのが怖〜い映画…『徳川女刑罰史』
オバケと人、どっちが恐い派? 僕はねー、ずっとオバケだと思ってた。昔、この映画を観るまでは。コチラ、「網走番外地」とかで知られる石井輝男が切り開いた“異常性愛路線”映画の中の1本。タイトル通り、江戸時代の拷問手管が女のヌードとともに描かれるっちゅう、いわゆる“エログロ”ってヤツなんだけど。股裂き、火あぶり、切断、磔水etc.そりゃさまざまな苦悶があるワケ。ま、それだけでも恐いんだけど、ホントに恐いのは拷問する人・される人の顔。も、スゴイんだってば。鬼も悪魔もかなわない顔するから。その変貌ぶりは、魑魅魍魎の変幻出没よりよっぽどコワイって、いやマジで。それもこれも、石井監督の演出力のなせるワザ。ちゅうワケで、恐いってコト以外にもイロイロ優れたトコロ満載の映画なんだけど、サイコに通じる“人の恐さ”をビジュアルとして見せてくれるという意味においても傑作だと思うよ、コレ。